1、 タンパク質:
大豆のタンパクは動物性のタンパクに近い構成をしており、必須アミノ酸の構成がとても良い
です。
2、 脂質:
体に良い脂質である不飽和脂肪酸、特に脳の栄養素であるレシチンが多く含まれています。
レシチンは細胞膜を形成し、脳・神経・細胞間の情報伝達物質として機能調節を司ります。
レシチンが持っている乳化作用によって脂肪の代謝が活発になり肥満予防や解消に役に
立ちます。最近では、記憶力の衰えや認知症(痴呆症)の予防に役に立つ成分として脚光を
浴びています。
3、 活性酸素を除去してくれる大豆サポニン、腸内環境を良くしてくれる大豆オリゴ糖や
カルシウムやビタミンなどが多く含まれています。
もう一つ注目する栄養成分があります。その名は「イソフラボン」です。イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをするため、エストロゲンの減少によって起こる更年期障害を緩和したり、骨粗しょう症にも有効です。骨粗しょう症も女性ホルモンの分泌の低下によって起こります。骨粗しょう症を予防するには1日50mg程度のイソフラボンが必要で、豆腐で補うなら半丁で十分です。
できるだけ毎日の食卓に豆腐をのせましょう。
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